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インプラント治療とは
インプラントと呼ばれる人工歯根を顎に埋め、その上に差し歯のような方法で歯の形を作る治療方法がインプラント治療です。従来の差し歯などと決定的に異なるところは、根が顎にしっかりと植わっているということです。インプラントを数本埋入(まいにゅう)して修復するという方法が、歯周病や虫歯などの理由で歯を失った場合には最適です。
元々は歯が一本も無い方に対する効果的な治療法として、このインプラント治療は採用されました。総入れ歯などは短期的にみれば良い方法ですが、長期的にみると支柱の働きをしていた歯の根を失ったことによって、顎の骨が次第に縮み、緩んで使い心地が悪くなってしまいます。
その点、インプラント治療の場合には、顎の骨と一体化するので義歯(ぎし)をしっかりと支えることが可能 なのです。
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インプラント治療の種類
インプラントの種類は、大きく分けると、骨膜下法(こつかくかほう)という骨は削らずに骨の表 面だけを利用するものと、骨の中に穴を削って入れる骨内法というものがあります。ブレード型、シリンダー型、中空シリンダー型、スクリュー型などがあり、細部が異なるものなど、60種類程あるといわれています。
今の主流は骨内法で、インプラントの種類としては純チタンの表 面を微細に加工し、ネジを切った円筒形のものです。
それぞれ特徴がありますので、歯科医と相談の上で適切な選択をしましょう。
インプラント治療の特徴
インプラントには、軽くて丈夫な純チタンが用いられます。チタン製の人工歯根を顎に埋入するのですが、この歯根は徐々に骨に固着していき、通常の歯根と同様に歯冠をしっかりと支えます。また、人工歯冠は歯茎の中にある人工歯根にしっかり固定され、形や色は周囲の歯と同様に作られます。
インプラント治療の特徴は、抜けてしまった歯の、外観と機能 を同時に補う事といえます。
インプラント治療って痛いの?
インプラント治療は、もちろん麻酔をかけての手術ですので、手術そのものには痛みは感じません。個人差がありますが、手術後の痛みは抜歯後よりは軽く、2、3日程度でやわらぎます。
また、腫れも殆ど出ない場合が多く、仮に腫れが出たとしても軽いもので、2、3日から長くても1週間位で腫れは引きます。
インプラント治療のケア
インプラントが駄目になってしまう大きな原因は歯周病です。また、年齢とともに噛み合わせなどが変わってしまい、無理な力がかかるようになり、気付かぬうちに壊れてしまうこともあります。
異常に気がついてからでは手遅れになってしまいます。予 防診療を定期的に受けるということが、長期的に見ると一番効果の上がるケア方法です。
インプラントを長持ちさせるためには、歯科医の指導によるケアを続けることが大切なのです。
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インプラント治療・仮歯
インプラント治療の途中の段階で、食べ物が噛めない、歯が抜けたままの見た目では困る、自由に話ができないと困る場合などには仮歯が必要になります。取り外し式の入れ歯、隣の歯に接着する簡単なブリッジなど色々な形式があります。
インプラントに支えられた仮の差し歯を、インプラントをした当日につける医院も、最近は多いようです。※ブリッジについてもっと詳しく知りたい方はこちらから
インプラント治療のメリット
インプラント治療の最大の利点は、機能 と外観の双方を回復できることです。最新のインプラント治療では、抜けた歯の外見と機能 を歯冠から歯根まで元に戻す事が可能 です。
ちなみに、歯冠の形や色も本来持っていた歯と同様に作ることが可能 です。
インプラント治療の小さな欠点
他の方法では歯の処置だけですが、インプラント治療の場合には手術をしなければならないというのが欠点です。手術をすれば顎の歯肉や骨にも手を入れることになりますし、歯の形だけでなく根から作れるので、自由度は高くなりますが同時に治療がやや複雑になります。
診断した上で入念に計画を練り上げ、細心の注意を払って正確に治療しなければなりません。インプラント治療は歯科治療の中でも、最も高度なものであるといえます。
再生療法 GTR法
歯周病によって破壊、吸収されてしまった歯周組織は、原因を除去すれば再生しようとします。しかし、歯周病にかかっていた部分を清掃後、何もせずにそのままの状態で治癒を待っていると、必要な支持組織が再生する前に歯肉がその部分に入り込んで歯周組織の再生を阻んでしまいます。それを防ぐために、歯周ポケット内部を清掃後、メンブレンと呼ばれる膜を設置して、外から不要な歯肉が入り込まないようにします。それによりメンブレンの下では歯周組織が再生を始めてゆっくりと成長していきます。この成長には時間を要し、メンブレンの下が新たな組織で満たされるまで一定期間(およそ4週間)保持しておく必要があります。その後、4週間〜8週間後にメンブレンを取り除きます。尚、新たに再生された歯周組織は初めのうちは非常に幼若ですが、時間の経過にともない成熟していき、完全に元の組織と同じような成熟度になります。このように人間の自己再生機能 をうまく利用した再生療法をGTR法とよんでいます。※歯周病についてもっと詳しく知りたい方はこちらから
再生療法 GTR法の安全性
GTR法で治療に使用するメンブレンは、生体適合性に優れた人工素材なので、アレルギー反応の心配はないといえます。メンブレンを用いた場合、再生させたい骨量が多い場合でも対応が可能 です。ただ、歯肉の進入を阻止する反面、骨面からの血液供給を遮断してしまいますので、歯肉の回復が遅くなる場合があります。また、膜を取り除くためにもう一度手術をしなければならないというデメリットがあります。
再生療法 エムドゲイン法
比較的軽い歯周病であれば、歯や歯周りを清潔に保つ治療を続けることにより治すことができますが、炎症が歯肉の奥まで進行してしまって歯周組織の破壊が重度の場合には、歯周組織を回復させるための手術が必要です。この手術の際に、手術治療を補助するためにエムドゲインゲルという歯科用の材料が使われることがあります。 これがエムドゲイン法と呼ばれる再生療法です。エムドゲインゲルの主成分は、子供の頃に歯が生えてくる際に重要な働きをするたん白質の一種です。これは、幼若ブタの歯胚から抽出精製したもので、手術部位にエムドゲインゲルを塗布することによって、歯の発生過程に似た環境を再現できるのです。このようにして、初めて歯が生えたときと同じように、強固な付着機能 を持つ歯周組織の再生を促します。
再生療法 エムドゲイン法の安全性
再生療法の1つであるエムドゲイン法は現在、世界30カ国程で使用されていますが、感染症の報告はありません。現在の化学技術に基づいて管理されている幼若ブタを用いるので、高い安全性を保っているのです。エムドゲイン法はGTR法に比べると比較的簡単に手術が終わるうえ、使用した薬剤は再生を促しながら吸収されていくので薬剤を取り除く手術は必要ありません。ただし、使用する薬剤がゲル状なので、再生させたい部分の骨量コントロールが難しく、適応できる症例はGTR法に比べると狭いという現状があります。
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